遊びを大切にした教育を行っています。 この時期に思い切り遊ぶことで、その後の学びや創造性が豊になるといわれています。 このため、小学校以降の教育と異なり、教科書を使わず、遊び中心の活動を行っています。これらの遊びは、国語や算数などと同じように子どもの将来にとって重要な学習なのです。 小学校の国語や算数などは、一見何のつながりもないように見えるかもしれません。 しかし、子どもは、園で様々な遊びを通して、うまく人とかかわれるようになったり、言葉が豊になったり、自然の美しさや不思議さなどに気付いたりすることで、小学校以降の学習の基盤をつくっているのです。
よいことや悪い事の区別、他社への思いやりや社会的ルールを育てるなど心の教育に取り組んでいます。 先生は、一人ひとりの子どもをよく理解し、子どもが自ら気付き、考えることを大切にしながら、集団生活を通して道徳性の芽生えを培うように指導しています。
子どもにとって意味のある遊びは、子どもをただ放っておいてもなかなか生まれません。 園では、先生があらかじめ一人ひとりの子どもの発達に必要な経験を見通して綿密な指導計画を立てるとともに、指導要録(子どもの発達の記録)を作成し、継続的な指導を行うようにしています。 この指導計画や指導要録に沿って先生は、子どもに応じて適切な援助を行い、遊具など工夫して配置し、様々な遊びが生まれるようにしています。 指導計画の立案や一人ひとりの子ども理解は、すぐに、また、だれにでもできるものではありません。
3歳以上の子どもたちを受け持つ先生には、専門家としての幼稚園教諭免許が、0歳から2歳の子どもたちを担当する先生には保育士資格が必要です。指導計画の立案や日々の指導に当たって、先生たちは、十分に時間をかけて話し合い、研究会や専門講座等に参加したりして、常に専門性を高めています。
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